男性更年期障害の基礎知識
「最近、何となく疲れやすい」「やる気が出ない」と感じていませんか? 実は、それ、男性更年期障害の症状かもしれません。男性更年期とは、中高年の男性に多くみられる、男性ホルモン(テストステロン)の減少によって起こる、心身に様々な不調が現れる状態のことです。
男性ホルモンは、性機能だけでなく、筋肉や骨の形成、体力や気力の維持、認知機能など、男性の心身の健康に深く関わっています。しかし、30代後半頃から徐々に減少し始め、それに伴い様々な症状が現れることがあります。
代表的な症状としては、性欲減退や勃起不全、疲労感や抑うつ状態、不眠、集中力・記憶力の低下などがあります。
男性更年期障害の症状は比較的緩やかに進行するため、自覚症状に乏しい場合や、他の病気と間違えやすく、気づかないまま放置してしまうケースも少なくありません。
「もしかして…」と思ったら、早めに専門医を受診し、適切な検査や治療を受けることが大切です。
周りに気づかれずに診療したい
松井クリニックは形成外科, 美容皮膚科, 皮膚科, 内科, 整形外科に渡り診療をおこなっていますが、それぞれ単科のクリニックに負けない最新の医療設備を完備しております。また多くの診療科があるため、どのお悩みで通院しているかが他の患者さまからはわかりません。当院の患者さまの男女比は開業当初から約1:2の比率でありますが、実は当院には連日ED(勃起不全)やAGA(男性型脱毛症)で悩める男性患者さまが大勢来院されます。
当院ではED(勃起不全)でお悩みの方に簡単な問診の後、”バイアグラ”や”レビトラ”さらには”シアリス”を直接クリニックで処方いたします(それぞれのジェネリック医薬品もあります)。もちろん性器等の診察も一切なく、院内処方ですぐにお持ち帰り出来ます。何錠でも処方可能ですが、お試しで1~2錠だけの処方ももちろん可能ですので、恥ずかしがらずにお気軽にご相談ください。
もちろん以前からそんなEDでお悩みの男性患者さまの診察の際には、いつの間にか隣でカルテ入力をしている受付・医療事務の女の子たちやナースたちも無言で立ち去って行きますし、あとは私が男性患者さまと1対1で私自身の体験談を交えながら、ご相談に応じております。
それ、男性更年期障害のサインかも
「最近、疲れやすい」「やる気が出ない」「眠りが浅い」… そんな症状、年齢のせいだと諦めていませんか?
実は、それ、男性ホルモン(テストステロン)の減少によって引き起こされる男性更年期障害のサインかもしれません。男性更年期は、30代後半から徐々に進行し、性機能の低下だけでなく、身体的・精神的な様々な不調を引き起こします。
セルフチェック
・以前より疲れやすくなった
・仕事や家事への意欲がわかない
・イライラしやすくなった
・性欲が減退した
・勃起しにくくなった
・睡眠の質が悪い
これらの項目に当てはまるものが多い場合は、男性更年期の可能性があります。 一人で悩まず、早めに専門医に相談しましょう。
男性更年期障害治療のメリット
活力を取り戻す
男性ホルモンを補うことで、性機能や体力、気力などが改善し、活力のある毎日を送れるようになります。
生活習慣病の予防
男性ホルモンの減少は、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めます。更年期治療によってこれらの病気の予防にもつながります。
QOL(生活の質)の向上
更年期による様々な不調を改善することで、仕事やプライベートをより充実させ、生活の質を高めることができます。
ED(勃起不全)とは?
ED(勃起不全)は男性にとって重大な性機能障害であり、心理的および身体的側面からの影響が深刻です。正確な理解と適切な治療が必要です。
EDの種類
ED(勃起不全)は、男性が性的刺激に対して十分な勃起を得られない、または維持できない状態を指します。EDはその原因によって多様なタイプに分類され、それぞれに適した治療法が必要です。器質性EDは身体的な治療が中心となり、心因性EDは心理的なアプローチが重要です。薬剤性EDの場合は、服用している薬の見直しが必要です。混合性EDでは、両方のアプローチを組み合わせることが効果的です。EDの症状が見られる場合は、松井クリニックにご相談ください。
1. 器質性ED
器質性EDは、身体的な要因によって引き起こされる勃起不全です。主に以下のような原因があります。
血管障害: 動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が原因で、血流が制限されることがあります。これにより陰茎に十分な血液が供給されず、勃起が困難になります。
神経障害: 脊髄損傷や糖尿病による神経障害が影響し、脳からの勃起信号が正しく伝わらないことがあります。
内分泌機能の低下: 男性ホルモン(テストステロン)の低下も器質性EDの一因です。加齢や特定の病気が影響を及ぼすことがあります。
2. 心因性ED
心因性EDは心理的な要因によって引き起こされる勃起不全です。以下のような要因が考えられます。
ストレスや不安: 仕事や人間関係のストレスが影響し、性的興奮を妨げることがあります。
過去のトラウマ: 性的な失敗やトラウマが影響し、心理的な障害が勃起に影響を与えることがあります。
うつ病や精神疾患: 精神的な健康状態が悪化すると、性的欲求が低下し、EDを引き起こすことがあります。
3. 薬剤性ED
薬剤性EDは特定の薬物の副作用によって引き起こされる勃起不全です。以下のような薬が原因となることがあります。
抗うつ薬や精神安定剤: これらの薬は神経伝達物質に影響を与え、性的機能を抑制することがあります。
降圧剤: 高血圧の治療に用いられる薬の中には、血流を制限し、EDを引き起こすものがあります。
その他の薬剤: 消化性潰瘍治療薬や抗ヒスタミン薬なども、EDの原因となることがあります。
4. 混合性ED
混合性EDは、器質性EDと心因性EDの要因が組み合わさって発生する勃起不全です。特に高齢者に多く見られ、身体的な問題と心理的な問題が同時に影響を及ぼすことがあります。
EDの症状について
ED(勃起不全)は、男性が性的刺激に対して十分な勃起を得られない、またはその状態を維持できない病状を指します。EDの症状は個々の状況によって異なりますが、一般的には以下のような症状が見られます。EDの症状は、身体的な要因と心理的な要因が複雑に絡み合っていることが多いです。これらの症状が持続的に現れる場合は、専門医の診断と治療が必要です。EDは多くの場合、適切な治療によって改善が期待できます。
1. 勃起の困難
勃起が起こらない: 性的刺激を受けても全く勃起しない状態です。
勃起の維持ができない: 一度勃起しても、性行為の途中で勃起が弱くなったり、完全に萎えてしまうことがあります(中折れ)。
2. 勃起の硬さの不足
十分な硬さが得られない: 勃起はするものの、硬さが不十分で、挿入が困難な場合があります。これにより、満足な性行為が行えないことが多いです。
3. 性欲の変化
性的な興奮を感じることが少なくなったり、性行為に対する興味が薄れることがあります。これは心理的な要因や身体的な健康状態に関連していることが多いです。
4. 朝勃ちの減少
健康な男性は通常、睡眠中に何度も勃起を経験しますが、これが減少することがあります。朝立ちがない、または頻度が減ることは、EDの初期症状の一つとされています。
5. 性行為への自信の喪失
勃起に関する問題が続くと、性行為に対する自信が低下し、パートナーとの関係にも影響を及ぼすことがあります。これがさらなる心理的ストレスを引き起こし、EDを悪化させることがあります。
監修者紹介
理事長・院長 松井 潔
松井クリニックは昭和43年、横浜市都筑区勝田町に松井医院として開院し、約32年間、私の父(故 前理事長)が内科・小児科・婦人科を主に、地域に根差した診療を行ってまいりました。
当クリニックは、形成外科, 美容皮膚科, 皮膚科, 内科, 整形外科と幅広い診療科目を扱っており、あなたの健康と美容をトータルサポートしています。
気軽にニキビやシミ、しわ、たるみなどの治療、ほくろや傷跡などの手術が受けられる診療体制をとっており、日本形成外科学会認定医による最先端の美容治療を非常にリーズナブルな料金で提供しています。
男性の「こうなりたい!」という想いを叶えるために、全力でサポートさせていただきます。
略歴
昭和39年 横浜市生まれ
平成2年 北里大学医学部卒業
横浜市民病院・北里大学病院・同救命救急センター・湘南鎌倉総合病院などに勤務し、プライマリーケアから高度難治医療まで、あらゆる診療科を学ぶ
平成12年5月 松井クリニツク開院
日本形成外科学会認定医
その他各種関連医学会会員